家族を包む、機能美と開放感の住空間
H邸 専有面積:85㎡(部分リノベ)
エリア:千葉
家族の笑顔が絶えない暮らしを実現するためには、生活動線がスムーズでストレスのない環境が欠かせません。
部屋全体には太陽の光が気持ちよく差し込み、日常の中で子供たちの成長を見守ることができるような住まいを求められます。
会話が途切れることのない家族団らんの時間を大切にできる空間を部分リノベーションによって実現しました。
BEFORE
85㎡、4LDKファミリー向けのマンション。各部屋はプライバシーが確保されており使い勝手はよかったのですが、キッチンも周りが壁で囲われており少し閉鎖感が発生している状況でした。
PLAN
キッチン周辺の壁を撤去し対面キッチンに変更。リビングやダイニングエリアと一体化することでとても開放的な空間になりました。
料理をしながら子供たちの様子を見守ることができ、家族が日常生活の中で自然にコミュニケーションを深められます。
特に和室は、家族が集まって遊ぶ場所として活用されています。そこには小上がりスペースが設けられ、子供たちが本を読んだりゲームをしたりするのに最適な空間となっています。
また、小上がりには便利な本棚も設置され、書籍やお気に入りのアイテムを整理しやすくしている他、
小上がりスペースを無駄にしないように内部収納を確保するなどの工夫をしております。
キッチン裏にパントリースペースを設けるなど、主寝室や子供部屋、リビングエリアなど、どの部屋にも必要なものが手の届くところに配置されており、家族がストレスなく暮らせるように配慮されています。
家族が日常生活を楽しむための住まいとして、機能美と開放感が調和した設計が特長です。
AFTER
プレイルームのある暮らし
和室は子供が安全に遊べる空間にもなるよう設計されており、あえてプレイルームという名称に。 床には敷き込み畳を使用し、意匠性を上げる事で地味に見えない工夫が施されています。 また、一部を小上がりにすることで、空間を効果的に区切りながら、多様な使い方ができるようになっています。
遮らない間仕切り
プレイルームの間仕切りは三連引き戸も半透明にすることで閉めても開放的な空間を遮らない仕様となっています。 採光部はアクリルにすることで、万が一子供が衝突してもケガがないよう安全面でも工夫をしております。
小上がり収納
マンションという限られた空間で特に問題になるのが収納スペース。 いかに空間を上手く使うかがポイントになってきます。 今回は小上がりの手前は引き出し式、奥は跳ね上げ式の扉にし床のスペースを最大限に使用しています。