F邸

シチュエーションで変化させる
ワンルームリノベ

F邸 専有面積:45㎡
エリア:東京 西新宿

東京の中心部に位置した、45㎡のワンルームF邸。お施主様は、男性単身で、自由でおしゃれな住まいの実現をコンセプトに、
好きなものに囲まれた空間をご要望でした。 また、スペースマーケットによる部屋貸しも想定し、住むだけではなく、
運用面も考慮し、カフェのような非日常を味わえる空間の実現も重要な条件でした。45㎡と限られた空間のため、
間仕切り壁を取り除き、最大限空間を広く取れるワンルーム空間としました。OSBボードやモルタル、造作キッチン、
小上がり、ルーバー天井など、多様な要素を盛り込んではいますが、色使いを制限し、統一することで、まとまりのある空間となっております。

「知人を招き、家でパーティー」や、「みんなで映画鑑賞」など、楽しそう!面白そう!など、明確なシチュエーションを
イメージしながら、お施主様と一緒に作り上げた事例となっております。

BEFORE

既存は45㎡の空間を細かく分割した間取りとなっており、各室に圧迫感が見られました。
今回は男性単身ということもあり、最大限空間を広く使うことを、設計当初から共通認識として進めました。

PLAN

BEFORE
AFTER

空間を遮らず、掃出窓の開口部まで視線を抜くことで、広くそして自由度の高い、ワンルーム空間を形成しました。
さらに玄関から順に、 【キッチン→ダイニング→リビング→寝室】(イメージとしては「動から静」の空間形成) と、 生活における行動パターンを、隔たりなく順を追って体現できるよう配置計画することで、シンプルな中でも、普遍的に使いやすいと思える間取りを目指し思考しました。

AFTER

ステン+木の造作キッチン

シナの突き板で面材を造作し、床のモルタルと縁を切り、キッチン自体を軽く見せるように配置してます。 天板はステンレスを採用し、モルタルと色合いを統一してます。

ルーバー天井

天井の躯体の荒さを目立たなくし、電気の配線を隠すという意味合いのもと、 ただ天井を作るのではなくアクセントとして、ルーバーを採用しました。

IOT照明

光の色を変えるだけでも気分を変えることは可能です。 様々なシチュエーションにも対応できるというメリットもあります。