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リノベーションのための床材選び

フローリングの選択は、お部屋の雰囲気や快適性、耐久性に大きな影響を与えます。いろんな種類のフローリング材がありますが、適切な材料を選ぶことはもちろん、その貼り方によってお部屋の雰囲気を変えてくれます。今日は、異なる種類のフローリング材についてお話しさせていただきます。次回は、フローリングの貼り方について詳しくお話していきます。

目次

フローリングの種類について
1.
無垢
フローリング
2.複合フローリング
3.クッションフローリング
4.フロアタイル
5.カーペット
まとめ

フローリングの種類ついて

1. 無垢フローリング(ハードウッド)

無垢フローリングは、見た目も耐久性も優れているので、一番人気の高い選択肢です。木の風合いそのままで、足触りも気持ちいい。冬でもひんやりしなくて、素足で歩いても平気なほど温かみを感じる。しかも、使ってるうちに艶が増して色も深まるから、傷がついてもいい味になるのがおすすめポイントの一つです。木目や色合いが豊富で、部屋に温かみを与えてくれる一方で、お値段は少々お高めです。。。ただ、30年ほど長持ちするため、長期的に考えるとコスパはいいかなと思います。定期的に、ワックスやオイルを塗るメンテナンスが必要ですが、それによってより味のあるフローリングになっていくため、より一層愛着が湧きますね。

2.複合フローリング

複合フローリングは、無垢フローリングより一般的に使われていて、合板などの基材の表面に、化粧材を貼り合わせた床材のことです。(画像左側が先ほどお話した無垢フローリング、右側が複合フローリング)表面にはオークやウォルナットなどさまざまな種類の突板(木材を薄く切り出したもの)が貼られており、膨張や伸縮が少なく温度や湿度の変化に強い特徴があります。無垢フローリングで発生しやすい割れやねじれ、反りなどが複合フローリングでは起こりにくいため、床暖房にも使えるものが多いです。さらに、キズに強く家のさまざまな場所の床材に使用することができ、戸建て用、マンション用、水回り用、床暖房用など用途別に種類があるのも複合フローリングの特徴です。

3.クッションフローリング

ビニールフローリングは、ビニール材料を使用して作られた床材で、木目調や石目調など様々なデザインがあります。このタイプのフローリングは、防水性があるため、キッチンやバスルームなどの湿気の多い場所に特に適してます。また、クッション性があり、歩行時の音を軽減する効果もあるため、マンションにもおすすめです。一枚のシートになっているのも特徴的ですね。水拭きが可能なため、メンテナンスが簡単なのもいい。

4.フロアタイル

フロアタイルは、薄い塩化ビニル系のタイル状の床材で、並べて貼るだけという手軽さから、DIYでよく施工されています。 土足対応で様々なデザインから選ぶことができるため、店舗でも多く使用されています。 フロアタイルは、耐久性に優れた床材になるため、水や調味料などをこぼしても、すぐに拭き取ればシミになりません。そのため、キッチンや洗面脱衣所などに人気です。ただ、継ぎ目に水が入り込んでしまうため、水をこぼした際はすぐに拭き取りをすることが必要です。フロアタイルは、傷にも強いため、傷や汚れがつきやすい土間で使用する方も多く見られます。

5.カーペットフローリング

カーペットフローリングは、柔らかな質感や遮音性、断熱性などの特徴があり、快適な居住空間を提供します。安全性にも配慮されており、滑りにくく衝撃を吸収する性質があります。さらに、デザインの多様性もあり、部屋に温かみや個性を与えることができます。ただ、汚れやシミが目立ちやすいので、定期的な掃除やメンテナンスをしてくださいね。また、マンションによっては、床材がカーペット指定のところもあります。

まとめ

フローリングの選択は、お部屋の雰囲気や快適性、耐久性に大きな影響を与えます。無垢フローリングからビニールフローリング、カーペットフローリングまで、さまざまな種類がありますが、適切な材料を選ぶことはとても大事です。自分のライフスタイルや好みに合わせて、最適なフローリングを選ぶことで、快適で美しい空間を実現してみてください!